櫻坂46 歌詞 解釈

櫻坂46「その日まで」の深い歌詞の意味を考察!〜欅坂46・櫻坂46そのものだった菅井友香さんの存在~

7年間、欅坂46・櫻坂46のキャプテンを務めた菅井友香さん

2015年8月21日にデビューした欅坂46時代から、2020年10月14日に櫻坂46に改名して今日まで、初代キャプテンとして常にグループの最前線に立ち、ファンの皆へメッセージを伝えてくれていた菅井友香さん。
2022年8月22日のブログで卒業を発表し、11月9日の全国ツアーファイナル(東京ドーム)が最後の活動となることが発表されました。

そんな別れの日が近づく中、10月26日に突如公式MVから発表されたのが、この「その日まで」です。

歌詞は菅井さんからファンへのメッセージとしてストレートに読める内容で、何かしらのストーリーに託して、想いを込めていたこれまでの曲と比べて異色な内容になっています。
そしてMVの内容も異色で、卒業した1期生も含めて、欅坂46時代からの様々なシーンがスライドショーのように流れ、欅坂46時代からの表題曲の衣装に着替えた菅井さんが様々な場所を駆け抜けていくという、特別な構成になっています。

ここには欅坂46時代も櫻坂46になってからも、様々な場面でキャプテンとしてグループのメッセージをファンに届け、メンバーを支えてくれた菅井さんの想いと、それに対する運営チームの想いが感じられます。

既に書いたように、歌詞にはそれほど難解な部分はありませんが、菅井さんの人柄や生き様が出ている部分が多くあります。

ここでは

■それぞれの歌詞と菅井友香さんのストーリー
■「その日」とはいつか?

を中心に考えていきます。

ぜひ最後までお読みください。

【追記】

その後、2022.11.9に東京ドーム公演2日目があり、配信もされました。
櫻坂46の曲やりきった後のアンコールでは欅坂46の「Overture」とともに、菅井さんのこれまでの写真が映し出されると会場は緑のペンライト一色に染まりました。
その後「不協和音」のイントロでは抑えきれない歓声も上がり、数年ぶりに菅井さんの魂の「僕は嫌だ!」が響きました。
最後は菅井さんセンターの「砂塵」を披露。その後に菅井さんの挨拶と、メンバーから菅井さんへの手紙が一人ひとり読まれ、最後にこの「その日まで」が披露され、全ての公演が終わりました。(ちなみに前日は菅井さんからメンバー一人ひとりへのメッセージや「青空が違う」の披露がありました。)

菅井さんの挨拶の中の「大好きな欅坂46も、大好きな櫻坂46も、それぞれにしかない楽曲・グループ・メンバーの魅力がたくさんあります。どっちが良い悪いとかじゃなくそれぞれを尊重しながら、魅力を受け入れてどっちも愛していただけたら嬉しいなと思っています。」という言葉と、曲中で語った「今日までグループを守るために戦ってきました。悲しい事もあったけど、最っ高に楽しかったです!7年間の応援ありがとうございました!」という言葉は、とても印象的でした。

MVは何回見ても涙が出てきます。

グループと菅井さんの歴史を感じる歌詞

新しい世界へと羽ばたく菅井さん

【1番】
サヨナラ サヨナラ サヨナラ
悲しくなんてないよ
だって いつかは会えるでしょう その日まで

そう この場所は心地いい
すべてが見慣れた景色
何かを望めば どんなものも
手に届くけど

こんな環境に甘える自分を
許せなくなってしまう前に 決心した
今日までのものは ここに置いて行こうって
手ぶらの方が 自由に生きて行けそうで・・・

じゃあね じゃあね じゃあね
笑って手を振りながら
あなたの心の片隅に残りますように・・・
ごめんね ごめんね 勝手なこと言って
でも大人になるためには 見送って・・・

歌は菅井さんの「サヨナラ」という言葉から始まります。
菅井さんの卒業ソングだという位置づけが明確な出だしです。
1回目の「その日まで」というのは卒業後に、また菅井さんと会える日を指しているようです。

菅井さんは卒業後も芸能活動を続けると発表しており、これまでも様々なテレビ番組や舞台に出演していることから、卒業後も早いうちに見る機会があると期待されます。

「この場所は心地いい」とは、今の櫻坂46というグループのことでしょう。
「こんな環境に甘える自分を 許せなくなってしまう」とは自分に厳しい菅井さんらしい歌詞だと言えます。学生時代から様々な習い事を経験し、規律ある馬術部で過ごしてきた菅井さんは、「欅って書けない?」の番組中でも「叱られたい」タイプだとだと自分で言っており、穏やかな環境で過ごすのが「甘え」と感じてしまうのかもしれません。

ですが、そこに至るまでの7年間には、嵐のような過酷な日々があり、頑張って頑張って、ようやく辿り着いた現在であると言えます。卒業するメンバーを心穏やかに送り出せるのも最近になってのことで、それまでは毎回菅井さんがブログやメッセージでファンに謝罪や説明をしていた時期がありました。
1ファンとしては、もう少しこの穏やかな時期を味わって欲しいという思いもあります。

「あなたの心の片隅に残りますように・・・」というのも菅井さんらしい歌詞です。
「片隅に」や「・・・」には常に謙虚な姿勢を忘れない菅井さんらしさが溢れています。
「ごめんね」とあやまるのも、常にファンの人達の想いを第一に考えてくれている姿勢が表れています。

「大人になるためには 見送って」という歌詞は、これからいつか卒業していく他のグループメンバーにも当てはまるのではないでしょうか。男性のアイドルグループに比べて、年齢が制限されがちな女性アイドルグループとしてはどこかで次へのステップに向けて、卒業を見送るタイミングというのが来てしまいます。
仕方ないこととは言え、ファンはやはり寂しさを感じます。
深読みだとは思いますが、菅井さんのこの歌詞には、これまで卒業していったメンバーや、これから卒業していくメンバーの分も代表して「ごめんね」と伝えているような雰囲気を感じます

今 思い出がはらはらと
瞳の奥から落ちる
新しい夢は 古い夢と
引き換えにして

仲間がいることは心強いけど
ここから一人で歩き出すタイミングだ
真っ暗な道の 先が見えなくても
胸は高鳴り 希望の光を信じる

祈って 祈って 祈って
しあわせな未来・・・
今日の別れを後悔なんてしないように
絶対 絶対 脇目も振らずに
ただ全力で進むだけ その日まで

ねえ ずっと私を待ってて
ねえ 忘れない あなたを・・・・・
サヨナラ サヨナラ サヨナラ
悲しくなんてないよ
また会えるその日まで

じゃあね じゃあね じゃあね
笑って手を振りながら
あなたの心の片隅に残りますように・・・
ごめんね ごめんね 勝手なこと言って
でも大人になるためには 見送って・・・
サヨナラはその日まで

2番以降も、分かりにくい歌詞はほとんどなく、菅井さんの卒業に当たっての強い決意のメッセージが感じられます。

「ただ全力で進むだけ その日まで」で2回目の「その日」が出てきますが、これは1回目の「いつか会える日」とは違い、直前の歌詞にある「幸せな未来」を指していると考えられます。

卒業後も芸能活動を続ける菅井さんは様々な活動に全力で取り組み、活躍していくと思います。「こうなったら満足、幸せ」とゴールを決めることはなさそうに感じますが、その「幸せな未来」に向かって、全力で進む菅井さんをファンは見守り、その日を祈るばかりです。

その後の「ねえ ずっと私を待ってて」は菅井さんのソロで、「ねえ 忘れない あなたを」は他のメンバーでの歌唱になっています。
そう考えると、「ねえ ずっと私を待ってて」は菅井さんからファンやメンバーへのメッセージであり、「ねえ 忘れない あなたを」は見送るファンやメンバーの想いだと考えられます。(卒業セレモニーでも、そのような演出になっていました。)

最後に出てくる「サヨナラはその日まで」もまた、これまでの歌詞とは違う「その日」だと考えられます。
それは、本当のお別れとして、菅井友香さんが芸能界を引退する「その日」なのではないでしょうか

櫻坂46を卒業しても様々な場所で菅井友香さんは活躍していくでしょうし、ファンも引き続き応援していくと思います。だとすれば次に「サヨナラ」を言うのは、数年~数十年先の未来なはずです。

それまで菅井友香さんには、大好きな馬のように芸能界を力強く駆けていってほしいと思います。

最後に

今回の曲は、歌詞もMVの映像も何から何までが異色の内容で、それだけ菅井友香さんの存在が、これまでの欅坂46・櫻坂46にとって大きかったということが感じられます。
もっと言えば、菅井友香さんそのものが欅坂46・櫻坂46を体現していたと言っても過言ではないでしょう。

デビューからちょうど7年後に卒業を発表し、3期生が入ってくる直前に身を引くように卒業していくというのも、自分よりグループ全体のことを気にかける菅井さんらしさを感じます。

菅井友香さんの卒業は櫻坂46全体にとっても一つの大きな節目となるでしょう。
私は菅井友香さんの大ファンですが、同時に櫻坂46も大好きです。
これからも、どちらの活躍も応援していきたいと思います。
(個人的な想いですみません)

長くなりましたが、ここまでお読みくださりありがとうございました!

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